Python3系の環境を構築する

コマンドのパスなどが古くなっていることがあるので、本家サイトへのリンクがある場合は基本的には本家サイトに掲載されているコマンドを使ってください。

CLTをインストール

App StoreからXCodeをインストールします。

欲しいのはXCodeと一緒にインストールされるCLT(コマンドラインツール)です。

Homebrewをインストール

Homebrewを本家サイトのコマンドでインストールします。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Composerをインストール

Composerを本家サイトのDownloadページにあるコマンドに従ってインストールします。

php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === 'dac665fdc30fdd8ec78b38b9800061b4150413ff2e3b6f88543c636f7cd84f6db9189d43a81e5503cda447da73c7e5b6') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"

pyenvをインストール

pyenvはPythonのバージョン管理システムをインストールします。

まずはHomebrewでpyenvをインストールします。

brew install pyenv

次に~/.bash_profileへpyenvのパスを記述して通します。

export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init --path)"
eval "$(pyenv init -)"

保存したらsource ~/.bash_profileでshellを読み込みます。

pyenvを使ってPythonをインストール

pyenv install --listでpyenvを介してインストール可能なPythonのバージョンリストが表示されます。

今回は試しに3つをインストールしてみます。

# バージョンのリストが表示される
pyenv install --list

#バージョンを指定することでインストールできる
pyenv install 3.10.13
pyenv install 3.11.8
pyenv install 3.12.2

# インストールされたバージョンを確認
pyenv versions
* system
  3.10.13
  3.11.8
  3.12.2

# globalで設定
pyenv global 3.12.2

# localで設定する場合はプロジェクトフォルダなどで実行
pyenv local 3.12.2

# 設定されたバージョンを確認
python --version

技術系サイトではコマンドがpythonとなっていることが多いですが、Python3系を使ってコマンドを実行するときは、このpythonコマンドをpython3コマンドに置き換えて使いましょう。

pythonコマンドはPythonの全バージョンで共通して使えるコマンドのため、pythonコマンドがどのバージョンに設定されているのか分かりにくいです。
そのため、わざとバージョンを明示することで、バージョン違いによるエラーを回避しています。

pipをインストール

pipとはPythonのパッケージをインストール・管理するためのパッケージ管理システムで、npmのpython版のようなものです。

本来、Python3系にはpipが含まれているはずなので、pip3 --versionでバージョンの確認ができれば、この項目はスキップでOKです。

-vと省略せずにちゃんと--versionを使いましょう。

もし-vを使ってしまったら、ctrl+Dで抜けられます。

確認できなかった場合は以下のコマンドを実行します。

curl https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py -o get-pip.py
python3 get-pip.py

which pip3でpipのパスが通っているのを確認できればOKです。

Pythonでも記述していますが、pipコマンドもpip3コマンドに置き換えて使いましょう。

他のサイトからコピーしたコマンドがpipなら、pip3に置き換えましょう。

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