はじめに
みなさんこんにちは!
KUROUDO(クロウド)です。
最近、副業で提案するときに「くろうど」と名乗ると平仮名続きで読みにくいので、これからは「クロウド」とカタカナ表記にします。
あくまでも屋号は「KUROUDO」ですが。。。
さて、サイトを作っていると、必ずと言っていいほど、フッターにリリース年度と現在の年度を表記しますよね。
今回は、コピペで実装できる現在の西暦を自動で取得・出力する方法をお教えします。
この方法はPHPを使えればWordPressだろうがフルスクラッチだろうが、どこでも使うことができるので、ユーザー辞書などに登録しておけば簡単に実装できます。
ソースはこれ
<footer>
<p>ナビゲーションやSNSのリンクなど、適当なコンテンツが入ります。</p>
<?php
$text = ''; // 現在の年度として表記する内容(リリース年度の場合は表記しないため値は空)
$release_year = 2021; // リリース年度
$date = new DateTime();
$this_year = $date->format('Y'); // 現在の年度
// 現在の年度 > リリース年度の場合、$textに現在の年度を格納する。
if($this_year > $release_year) {
$text = '-' . $this_year;
}
?>
<p class="copyright">© KUROSUKE <?= $release_year.$text; ?></p>
<?php
/*
if()の部分は省略して、以下のようにもできます。
※この場合は、冒頭の $text = ''; は記述しなくてOK。
$text = if($this_year > $release_year)?$release_year . '-' . $this_year:'';
更には、下の<?= $text; ?>の部分でif文を記述してあげても同じ結果が表示されます。
<p class="copyright">© KUROSUKE <?= if($this_year > $release_year)?$release_year . '-' . $this_year:$release_year; ?></p>
*/
?>
</footer>
補足
<?= 〜 ?>について
PHPでは値を出力するにはecho(またはprintなど)を使いますが、<?php echo ○○○○; ?>
だけで済むなら、省略して<?= ○○○○; ?>
と記述することができます。
文字や変数の結合について
PHPでは文字列や変数の値を簡単に連結できます。
連結したい文字列や変数の間に、.(ドット)を挟むことで、連結できます。
JSで例えるならconsole.log("文字列" + 変数);
という感じです。
ちなみに、PHPの7と8では文字列や数値の扱い方が良くも悪くも変わったので、PHP8に切り替える人はその辺りに注意しておきましょう。
リリース年度について
ここでは $release_year = 2021;
とリリース年度を分かりやすくするために記述しましたが、公開初日に、「ホームページを公開しました!」のような記事を上げる予定があるのなら、記事を日付順(昇順)の1件だけ取得し、そこから記事の公開した年度だけ取得して表示する、といった役に立つような立たないような方法も存在します。
もしくは、functions.php
にリリースする年月日を入力するオリジナルメニュー(または項目)を追加してやって、そこから年度だけ取得する、という方法もあります。
まあ上で紹介したコードをコピペで実装するだけで十分だと思いますが、やり方は必ずしも1つだけとは限らないので、勉強がてらに試してみても良いかもしれません。
※仕事で実装する場合は、先輩や上司に相談してからやりましょう。普通はこんな面倒(1記事目から年度を取得)なことしないので(笑)
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